ClipboardSender は、Windows のクリップボードにコピーしたテキストを、Notemod-selfhosted の API に送信するためのアプリです。
主に 「Windows → iPhone」 のテキスト移動を軽くする目的で作られています。
現状、ClipboardSender は 送信(Windows → Notemod)専用です。
iPhone → Windows の受信は、Windows 側で Notemod を開いて読む運用が必要です。
双方向は、今後のアップデートで対応予定です。
1. できること
- Windows のクリップボードにあるテキストを Notemod-selfhosted に送信
- 送信の ON/OFF 切り替え(「送信を有効にする」)
- ホットキーで ON/OFF 切り替え(好きなキーに設定可能)
- Basic認証(任意)に対応(ユーザー名/パスワード)
- 接続テスト(設定が正しいか確認)
- Cleanup API(INBOX全削除)を呼び出す設定と、定期実行(任意)
2. 必要なもの
- Notemod-selfhosted を設置済みの Web サーバー
- ノート追加API:
/api/api.php - (任意)全削除API:
/api/cleanup_api.php - API トークン
- 追加用:
EXPECTED_TOKEN - (任意)削除用:
ADMIN_TOKEN - (推奨)Basic認証 または IP制限などの追加防御
- Notemod-selfhosted ヘルプ
- Notemod-selfhosted GitHub
3. セットアップ手順(最短)
- ClipboardSender を起動し、設定画面を開く
- POST先URL に Notemod の追加API を入力
例:https://YOUR_SITE/api/api.php - token に
EXPECTED_TOKENを入力 - (任意)Basic認証を使う場合は、ユーザー名 / パスワード を入力
- 接続テスト を押して、エラーが出ないか確認
- 必要に応じて、以下を調整
- 送信を有効にする(ON/OFF)
- 成功時もメッセージを表示する(ON/OFF)
- ホットキー(クリックしてからキーを押して設定)
- 保存 を押す
4. 設定項目の説明(画面どおり)
4.1 POST先URL
- Notemod の「ノート追加API」の URL を入れます
例:https://YOUR_SITE/api/api.php
ポイント
http://ではなく https:// を推奨- URL の末尾は通常
api.phpまで(クエリは不要)
4.2 token
- Notemod 側の
EXPECTED_TOKENを入れます(秘密情報) - 「token を表示する」でマスク解除できます
4.3 接続テスト
- 現在の設定で API にアクセスできるか確認します
- 失敗する場合は、まず URL / token / Basic認証 を見直してください
4.4 成功時もメッセージを表示する
- ON:送信成功でも通知(確認したい時向け)
- OFF:基本は静かに動作(普段使い向け)
4.5 送信を有効にする
- ON:ClipboardSender の送信機能が有効になります
- OFF:送信しません(設定は保持されます)
※ アプリの運用によっては「自動送信」または「ホットキー送信」になります。
どちらの場合でも、このチェックが OFF だと送信しません。
4.6 ホットキー(クリックして押す)
- テキスト送信を実行するキーを設定します
例:Ctrl + Alt + N
使い方
- ホットキー欄をクリック
- 設定したいキーを押す(例:Ctrl + Alt + N)
5. Basic認証(任意)
Notemod 側で Basic認証を設定している場合に使います。
- ユーザー名
- パスワード
- 「パスワードを表示する」:マスク解除
注意
- URL に
https://user:pass@...の形式で埋め込む方法は古く、ブラウザ等で拒否されることがあります
ClipboardSender では、画面の項目に入力する方法を推奨します
6. Cleanup API(INBOX全削除)【任意】
INBOX にノートが溜まりすぎるのを防ぐために、Notemod の Cleanup API を呼ぶ機能です。
- クリップボードは、個人情報を含むことが多いので、定期的に削除して安心する機能です。
- INBOX 以外のカテゴリーは
category=で指定することで削除可能です。 - 削除の際にバックアップを自動で作成させることが可能です。(ON/OFF は Notemod-selfhosted の config で可能)
カテゴリ内のノートをまとめて削除する危険な操作なので、理解した上で使ってください。
6.1 Cleanup_API URL
- 例:
https://YOUR_SITE/api/cleanup_api.php
6.2 Cleanup_API token
- Notemod 側の
ADMIN_TOKENを推奨(強い値推奨) - 「Cleanup token を表示する」でマスク解除できます
6.3 定期実行(どちらかを選択)
- 定時でINBOX全削除を実行する(1日1回)
- 時刻(時 / 分)を指定して、毎日その時間に実行します
- x分毎にINBOX全削除を実行する
- 間隔(分)を指定して、一定間隔で実行します(例:60分)
注意(重要)
- 削除は元に戻せません(Notemod 側がバックアップを作る設定でない限り)
- 心配な場合は、
dry_run(試験実行)ができる構成か、Notemod 側の挙動を理解してから使ってください - 誤って必要なメモを消さないよう、Notemod-selfhosted の INBOX カテゴリーを確認してから実行してください
7. 言語
- UI の表示言語を選びます(例:日本語)
- トルコ語は、本家 Notemod の作者に敬意を表して追加しています。
8. 使い方(普段の流れ)
Windows → iPhone(よくある使い方)
- Windows でテキストをコピー(Ctrl+C など)
- ClipboardSender が送信(ホットキーで ON/OFF 可能)
- iPhone 側で Notemod を読む(または iOS ショートカットで最新ノートを取得)
- iPhone でペースト
9. トラブルシューティング
9.1 送信されない
- 「送信を有効にする」が OFF になっていないか
- POST先URL が正しいか(
/api/api.phpになっているか) - token が正しいか(Notemod の
EXPECTED_TOKEN) - Basic認証を使っているのに、ユーザー名/パスワードが未設定ではないか
- そもそもクリップボードが テキスト になっているか(画像やファイルだと送れない場合があります)
9.2 接続テストが失敗する(401/403)
- token が違う可能性
- Basic認証が必要な環境で、認証情報が未入力の可能性
- サーバー側で
/api/へのアクセス制限が強すぎる可能性
9.3 接続テストが失敗する(タイムアウト/通信エラー)
- URL が間違っている / ドメインが違う
- HTTPS 証明書の問題(極端に古い環境など)
- サーバーが一時的に落ちている
10. セキュリティの注意
- token / Basic認証のパスワードは 秘密情報です
- 可能なら Basic認証 + トークン の二重ガードを推奨
- 公開リポジトリやスクリーンショットに token が写らないよう注意してください(表示チェックに注意)
11. よくある質問
Q. iPhone のクリップボードを Windows に自動反映できますか?
A. 現状の ClipboardSender は 送信専用(Windows → Notemod)です。
iPhone → Windows は、Windows 側で Notemod を開いて読む運用が必要です。
Q. 送信先カテゴリはどこですか?
A. Notemod 側の API 仕様によります。多くの構成では、未指定時は INBOX に入ります。
12. 付録:URL 例(Notemod-selfhosted 側)
- 追加API:
https://YOUR_SITE/api/api.php - 読み取りAPI:
https://YOUR_SITE/api/read_api.php - Cleanup API:
https://YOUR_SITE/api/cleanup_api.php
