ClipboardSender ヘルプ(v0.9.2)

ClipboardSender は、Windows のクリップボードにコピーしたテキストを、Notemod-selfhosted の API に送信するためのアプリです。
主に 「Windows → iPhone」 のテキスト移動を軽くする目的で作られています。

現状、ClipboardSender は 送信(Windows → Notemod)専用です。
iPhone → Windows の受信は、Windows 側で Notemod を開いて読む運用が必要です。
双方向は、今後のアップデートで対応予定です。


1. できること

  • Windows のクリップボードにあるテキストを Notemod-selfhosted に送信
  • 送信の ON/OFF 切り替え(「送信を有効にする」)
  • ホットキーで ON/OFF 切り替え(好きなキーに設定可能)
  • Basic認証(任意)に対応(ユーザー名/パスワード)
  • 接続テスト(設定が正しいか確認)
  • Cleanup API(INBOX全削除)を呼び出す設定と、定期実行(任意)

2. 必要なもの

  • Notemod-selfhosted を設置済みの Web サーバー
  • ノート追加API:/api/api.php
  • (任意)全削除API:/api/cleanup_api.php
  • API トークン
  • 追加用:EXPECTED_TOKEN
  • (任意)削除用:ADMIN_TOKEN
  • (推奨)Basic認証 または IP制限などの追加防御
  • Notemod-selfhosted ヘルプ
  • Notemod-selfhosted GitHub

3. セットアップ手順(最短)

  1. ClipboardSender を起動し、設定画面を開く
  2. POST先URL に Notemod の追加API を入力
    例:https://YOUR_SITE/api/api.php
  3. tokenEXPECTED_TOKEN を入力
  4. (任意)Basic認証を使う場合は、ユーザー名 / パスワード を入力
  5. 接続テスト を押して、エラーが出ないか確認
  6. 必要に応じて、以下を調整
  • 送信を有効にする(ON/OFF)
  • 成功時もメッセージを表示する(ON/OFF)
  • ホットキー(クリックしてからキーを押して設定)
  1. 保存 を押す

4. 設定項目の説明(画面どおり)

4.1 POST先URL

  • Notemod の「ノート追加API」の URL を入れます
    例:https://YOUR_SITE/api/api.php

ポイント

  • http:// ではなく https:// を推奨
  • URL の末尾は通常 api.php まで(クエリは不要)

4.2 token

  • Notemod 側の EXPECTED_TOKEN を入れます(秘密情報)
  • 「token を表示する」でマスク解除できます

4.3 接続テスト

  • 現在の設定で API にアクセスできるか確認します
  • 失敗する場合は、まず URL / token / Basic認証 を見直してください

4.4 成功時もメッセージを表示する

  • ON:送信成功でも通知(確認したい時向け)
  • OFF:基本は静かに動作(普段使い向け)

4.5 送信を有効にする

  • ON:ClipboardSender の送信機能が有効になります
  • OFF:送信しません(設定は保持されます)

※ アプリの運用によっては「自動送信」または「ホットキー送信」になります。
どちらの場合でも、このチェックが OFF だと送信しません。

4.6 ホットキー(クリックして押す)

  • テキスト送信を実行するキーを設定します
    例:Ctrl + Alt + N

使い方

  1. ホットキー欄をクリック
  2. 設定したいキーを押す(例:Ctrl + Alt + N)

5. Basic認証(任意)

Notemod 側で Basic認証を設定している場合に使います。

  • ユーザー名
  • パスワード
  • 「パスワードを表示する」:マスク解除

注意

  • URL に https://user:pass@... の形式で埋め込む方法は古く、ブラウザ等で拒否されることがあります
    ClipboardSender では、画面の項目に入力する方法を推奨します

6. Cleanup API(INBOX全削除)【任意】

INBOX にノートが溜まりすぎるのを防ぐために、Notemod の Cleanup API を呼ぶ機能です。

  • クリップボードは、個人情報を含むことが多いので、定期的に削除して安心する機能です。
  • INBOX 以外のカテゴリーはcategory=で指定することで削除可能です。
  • 削除の際にバックアップを自動で作成させることが可能です。(ON/OFF は Notemod-selfhosted の config で可能)
    カテゴリ内のノートをまとめて削除する危険な操作なので、理解した上で使ってください。

6.1 Cleanup_API URL

  • 例:https://YOUR_SITE/api/cleanup_api.php

6.2 Cleanup_API token

  • Notemod 側の ADMIN_TOKEN を推奨(強い値推奨)
  • 「Cleanup token を表示する」でマスク解除できます

6.3 定期実行(どちらかを選択)

  • 定時でINBOX全削除を実行する(1日1回)
  • 時刻(時 / 分)を指定して、毎日その時間に実行します
  • x分毎にINBOX全削除を実行する
  • 間隔(分)を指定して、一定間隔で実行します(例:60分)

注意(重要)

  • 削除は元に戻せません(Notemod 側がバックアップを作る設定でない限り)
  • 心配な場合は、 dry_run(試験実行)ができる構成か、Notemod 側の挙動を理解してから使ってください
  • 誤って必要なメモを消さないよう、Notemod-selfhosted の INBOX カテゴリーを確認してから実行してください

7. 言語

  • UI の表示言語を選びます(例:日本語)
  • トルコ語は、本家 Notemod の作者に敬意を表して追加しています。

8. 使い方(普段の流れ)

Windows → iPhone(よくある使い方)

  1. Windows でテキストをコピー(Ctrl+C など)
  2. ClipboardSender が送信(ホットキーで ON/OFF 可能)
  3. iPhone 側で Notemod を読む(または iOS ショートカットで最新ノートを取得)
  4. iPhone でペースト

9. トラブルシューティング

9.1 送信されない

  • 「送信を有効にする」が OFF になっていないか
  • POST先URL が正しいか(/api/api.php になっているか)
  • token が正しいか(Notemod の EXPECTED_TOKEN
  • Basic認証を使っているのに、ユーザー名/パスワードが未設定ではないか
  • そもそもクリップボードが テキスト になっているか(画像やファイルだと送れない場合があります)

9.2 接続テストが失敗する(401/403)

  • token が違う可能性
  • Basic認証が必要な環境で、認証情報が未入力の可能性
  • サーバー側で /api/ へのアクセス制限が強すぎる可能性

9.3 接続テストが失敗する(タイムアウト/通信エラー)

  • URL が間違っている / ドメインが違う
  • HTTPS 証明書の問題(極端に古い環境など)
  • サーバーが一時的に落ちている

10. セキュリティの注意

  • token / Basic認証のパスワードは 秘密情報です
  • 可能なら Basic認証 + トークン の二重ガードを推奨
  • 公開リポジトリやスクリーンショットに token が写らないよう注意してください(表示チェックに注意)

11. よくある質問

Q. iPhone のクリップボードを Windows に自動反映できますか?

A. 現状の ClipboardSender は 送信専用(Windows → Notemod)です。
iPhone → Windows は、Windows 側で Notemod を開いて読む運用が必要です。

Q. 送信先カテゴリはどこですか?

A. Notemod 側の API 仕様によります。多くの構成では、未指定時は INBOX に入ります。


12. 付録:URL 例(Notemod-selfhosted 側)

  • 追加API:https://YOUR_SITE/api/api.php
  • 読み取りAPI:https://YOUR_SITE/api/read_api.php
  • Cleanup API:https://YOUR_SITE/api/cleanup_api.php

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